2008年11月19日
イシガケチョウ(石崖蝶、Common Map) Cyrestis thyodamas (Boisduval, 1836)
父から貰った写真の中にイシガケチョウの写真があった。少し古い図鑑を見ると、三重や和歌山が北限になっているようだが、多分この写真は兵庫県内で撮られたものだと思う。と、すると、随分短期間の間に蝶の分布が北上してきたということになる訳だ。
地球が暖かくなっているんだなぁと、妙な実感を覚える。
地球温暖化と云われてもピントこないのだが、標高が100mあがると、0.6℃気温が低くなる。なので、1度の変化は180mぐらいの高低差があるということだ。最近の研究では温暖化が進むと、気温が6℃ぐらい高くなると言われているから、1000m違う高さで生活するという訳だ。六甲山頂から海辺に引っ越すようなものだ。
植物には標高によって植生が切り替わる明確な線引きがあり、それが植生の垂直分布と呼ばれている。それは冬を越せる最低気温を要因としているのだが、生長に時間が掛かる植物が生存限界に抵抗できるのであろうか。生態系が滅茶苦茶になりそうな気がするのだが。
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