小松左京と石毛直道の対談をまとめた「にっぽん料理大全」という本が結構面白かったです。食文化の専門家の石毛直道の向こうを張って小松左京の博識なこと,これでいてあまり間違った情報が少ないというのには驚かされます。
この本の中でコロッケの話があり,「どうして肉屋のコロッケは旨いのか」という話がありました。ラードやヘットの動物油で揚げるから旨いんだ(家庭用は大抵植物油)という話があって,コロッケのことが印象に残っていました。
で,新長田を歩いていると,肉屋のコロッケが目に入ってしまい,思わず
コロッケを買ってしまいました。新長田名物の「ぼっかけ」コロッケ。ぼっかけの正式な定義はよく分かりませんが,ちょっと甘い味付けをしたすじ肉とこんにゃくの煮物というところでしょうか。コラーゲンたっぷりかも。
一個70円なんで,今後ついつい買ってしまいそうになりますね。
そのあと,近くのお好み焼き屋「ゆき」というところに行って,にくてん焼きというのを頼んでみました。
量は少なそうなのに,結構腹持ちがいい食べものでした。お好み焼きはこれまであまり食べてこなかったのですが,また食べてみようと思います。
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